第十九話 〜経過する時〜


7月も後半になりテストが近づいていた。
愛ちゃんはと言うと、20日で学校が終わり夏休みらしい。
21日からはまた1人で学校へ行くと思うと少し寂しい。



20日から本格的にテスト期間が始まり、遊びどころではない。
テスト中だったので愛ちゃんにろくにメールが返せなかった。
そんな愛ちゃんから電話がかかってきた。
川*’ー’)<「土日遊べる〜?」
(はДり)<「ごめん。テスト忙しくて土日遊べない・・・」
川*’ー’)<「この前いつでもいいって言ったじゃん。」
(はДり)<「ごめん・・・」
川*’ー’)<「今週は無理なの?」
(はДり)<「テスト終わるまで無理そう・・・」
(はДり)<「ほんとゴメン・・・」
川*’ー’)<「もういい!」
それからメールも来なくなってしまった。初めて喧嘩してしまった。




30日にテストが終わった。地獄からやっと開放されたのだった。
忙しい日々が過ぎて31日は寝不足で1日寝ていた。



夕方頃に久しぶりに愛ちゃんからメールが来ていた。
川*’ー’)<「この前はごめんなさい。明日一緒に花火大会行きませんか?」
(はДり)<「テスト終わったから行けるよ。ごめん、この前は行けなくて・・・」
川*’ー’)<「うんうん。私も無理言っちゃってごめん。」
何かメールから寂しげなものが伝わってきた。
(はДり)<「俺が嘘言ったのが悪かったし・・・」
川*’ー’)<「もういいの、忘れよ。明日18時に○○駅ね。浴衣着てね。」
(はДり)<「うん。ホームで待ってる・・・」
何かすごく寂しげだった。
それより浴衣があったかが心配だった。



夜中に探してやっと見つけたのであった。
そして3時頃にやっとベッドについた。
そして色々と考えてた・・・
明日はこの前の事ちゃんと謝っておこうと思った。
そして・・・告白する事も考えていた・・・